2015年2月20日金曜日

お高いMOMO DESIGNヘルメットを輸入&インカム(SENA SMH-10)装着


MOMOFGTRClassicにSenaSMH10-10は簡単に取り付けできます

※MOMO FGTR Classic へ Sena SMH10-10インカムは簡単に取り付けできます。


海外からの通販に慣れてきた頃...
衝動的に、輸入モノのヘルメットが欲しくなり物色を始めました。

SharkのRawとか、なかなか奇抜なスタイルでそそります。ガスマスクみたいにも見えますが...
でもあまりイカツイ感じを追求しても、オヤジが更におやじライダーっぽくなるだけ。

色も、黒革のウェアに黒ヘルメットでは芸が無い?My車のフェンダー&タンクは黒・白のツートンなので黒ウェア&白メットのツートンもありかも?などと妄想しながら辿り着いたのはイタリアのMOMO DESIGNのFIGHTER(白)でした。

Fighterには、インナーバイザー付のNewタイプ、インナーバイザー無しのClassicタイプがあり、現在普通に買えるのはNewタイプのようです。

ただ、このヘルメット。国内で買おうとすると...お高い。日本の代理店では42,000円。日本のAmazonでは45,000円以上。
これは...イタリアから個人輸入すると大幅に安くなるのでは?と期待してしまいます。


ということで、早速検索。


本家イタリアのAmazonだと...

Newが129ユーロClassicが119.5ユーロ。2015年初の今、円はドルに対して弱くはなっているものの、それ以上にドルがユーロに対して強くなっています。2014年末に1ユーロ149円まで円安になっていたものが136円程度まで回復しています。
これは...Newが17,544円、Classicが16,252円ということ。。送料が5千円程度かかるとしても、国内で買うより2万円以上安くなりそうです。



さっそく商品をカートに入れて購入!...とボタンを押してみたのですが、送り先住所を選んだ後でこの画面に。イタリア語なので意味不明ですが、実はこの画面。US AmazonやUK Amazonでは「 Sorry, this item can't be sent to your selected address. 」と書かれています。つまり、「この商品の出品者はその住所(日本)への発送に対応していません。別の出品者から買うという手もあるけどどうする?」みたいな状況。

安く買うため、もちろん全出品者を対象に購入を試みたのですが、全敗。イタリアアマゾンからの購入はできないようです。

次いで、同じユーロ圏のフランスアマゾンでは179.1ユーロ。やはり本国イタリアよりはお高くなりますね。24,358円ほど。送料を入れると3万円。それでも日本で買うよりは安いと購入チャレンジ。
結果はイタリアと同じく全敗でした。どの出品者も「日本へは送れません」と。

ここで過去の記憶が蘇ります。以前、US Amazonから誤った商品が送られてきた際、出品者やAmazonとのやりとりを英語でする必要がありました。これがイタリア語やフランス語になったら...と考えるとゾッとします。「ユーロは諦めて大人しく英語圏で探そう...」

しかし、US AmazonではMOMO FIGHTERの出品自体が見当たらず。
最後の頼みはUK Amazon。通貨はポンドで購入当時は1ポンド=186.5円程度。

UK Amazonへの出品は...あります(Classicですが)。1つは約98ポンド(18,277円)、もう1つは約160ポンド(29,840円)。
当然前者で購入トライ...がまたもや「Sorry, this item can't be sent to your selected address. 」、後者は...初めての発送可!しかし送料を入れると194.98ポンド(36,364円)。日本で買うよりは5千~9千円ほど安いですが、やはりお高い。「欲しいものリスト」へ加えたまま、何日間か各国Amazonで検索を繰り返す日々がしばらく続きました。

結局...根負けです。ここまで探してやっと見つけた一品。初めてのUK Amazonでの買い物です。
納期は...2週間ほどかかりました。英国出品者からの「発送しました」まで1週間。追跡不可の運送会社(イギリスの郵便・運送のサービスは悪いらしいです)からの到着までにまた1週間。

「これでまた違う商品が届いたら発狂しそう...」と思っていたら...届きました。

そして開封の儀。

いつものAmazonダンボールを開け、中から出てきたのは...
アマゾンイタリアから届いたMOMOヘルメットパッケージ

なんじゃこりゃ~~!!な汚いパッケージ。
商品は確かにMOMO FIGHTER(白)のようです。海外の梱包の雑さはいろいろと聞きますが、目を疑うようなボロボロ具合。。まさか中古品を送ってきたのかっ?!

引きちぎるように開けたパッケージの中身は...



問題なく新品のヘルメットが、専用ヘルメット袋にくるまれた状態で入っていました。


※ちなみに後日...。
ユーロ商品輸入代行業者のEuro Net Directを知りました。口コミではトラブル報告も、特に問題なく取引できたという報告も。。
こちらで買うと...23,300円。だそうです。自分の苦労は何だったんだ^^;


欧米人向けヘルメットと日本人の頭のサイズ


日本人のまんまる頭に比べ、欧米人の顔はシュッとしてます。なのでよく、外国製のヘルメットを買う場合、「日本のヘルメットのワンサイズ上を買うと良い」なんて言われます。そうしないと、フルフェイスなら頬のあたりがやや締め付けられるように感じるとか。

MOMO DESIGNのサイズ表によると、
SS (55〜56cm), S (56〜57cm), M (57〜58cm), ML (58〜59cm), L (60〜61cm), LL (62〜63cm)

自分が使っていたAraiのジェットヘルは59-60cm。ピッタリ目です。
サイズ表ではL (60〜61cm)が良さそうですが、ワンサイズ上ならLL (62〜63cm)ということになります。

今回注文したのはL (60〜61cm)サイズです。日本のヘルメットと同程度のサイズ。
実は日本の代理店に一度行き、試着したところLLだとブカブカに感じたのでした。

気になる頬回りですが、このヘルメットの形状からして問題ありません(半キャップ状のヘルメットに
は頬回りはイヤーパッドのみとなっている)。

あご紐に、若干フィット感がありません(下から若干の圧迫感)。
日本のヘルメットの様な「金具にあご紐を通して折り返す」構造ではなく、あご紐の先端金具を他方の金具にガチャっとはめ込むような構造になっています。
取り付けが楽で良いのですが、どうもチンレスト(?)が固く下からあご・のどを圧迫されるような感覚があります。
あご紐を伸ばすことで対処できますが、やり過ぎるとチンレストが中央から右へずれていくような感じ。
やはり細かなところで顔の形状の違いは影響するようです。

ヘルメットを上から押さえ、深くかぶっても楽になります。頭頂部に若干の窮屈感は出ますが、頭が痛くなるほどではありません。


SENA SMH10-10の装着


これも事前の心配事の一つでした。
ペアツーリング用にインカム(SENA SMH-10)購入&インプレ①【〜SMH-10並行輸入品購入&ヘルメットへの取り付け〜】でも書いたように、SMH10をヘルメットへ(粘着テープを使わずに)固定するためには、クリップ状の土台を挟み込むスペースが必要です。また、ヘルメット内装へベルクロで貼り付けるヘッドセット(イヤホン)の厚みが6〜7mmあるので、イヤーパッド内側にそれなりの大きさの凹みが必要です。

MOMO FIGHTERのヘルメット内装の形状を事前に調べました。
イヤーパッドは外装にベルクロテープで貼り付いているようです。土台を挟み込むスペースは作れそう。
でも、「逆にクリップがスカスカで固定できないかも?」とか、「ブームマイクの位置が合わないかも?」とか、「何より見た目がかなり変になるかも?」とか心配もあります。

イヤーパッドの凹みの大きさは、写真や動画だけではなかなかわからない。。

MOMO FIGHTERにSENA SMH10を取り付けている人がいないか色々探しましたが見つからず(お高いB+COMインカム装着者は見つかるのですが...)。

さて、結果は...
MOMO FIGHTERにSENA SMH10を取り付けるのに、なーんにも問題はありません。



ところで、冬の寒さには耐えられる??


顔の下半分が出ているこのヘルメット。冬の寒さは大丈夫なのでしょうか?
むき出しはさすがに辛いと思います。

が、対策はあります。
2月の祝日、モンベルの「ネオプレンフェイスネックゲーター+MOMO FIGHTER」で房総ツーリングに出かけて来ました。日差しのある日ということもありますが、高速を走っても顔の寒さは全く感じませんでした。逆に、高速を降りた後ネックゲーターを下げて走ると...すぐに顔が冷たくなって。。
モンベルネオプレンフェイスネックゲーター
MOMO FIGHTERから露出する鼻~口元裏地部分は風をシャットアウトするネオプレン素材、その他フリース素材は暖かい起毛素材のストレッチクリマプラスというすぐれものです。

Araiのジェットヘルの場合、フェイスネックゲーターを付けたままヘルメットを被るとずり落ちてしまいます。再度ヘルメットの頬当て部分に隙間を作って鼻~口部分をずり上げる必要があるのですが、左右不均等になってしまったりでなかなか面倒くさい。

その点MOMO FIGHTERは楽ちんです。イヤーパッド部が広がるのでフェイスネックゲーターを上げたまま、ヘルメット装着が可能です。


サングラス or メガネ着用は問題ない??


ヘルメットを被った後、サングラス・メガネ着用できます。ただ、自分の場合「つる」の部分をヘルメットに差し込む際、若干窮屈な思いをします(まっすぐ入らない)。

一度「つる」を上向きに(メガネを下から上向きに)差し込み、耳の上をアーチを描くように装着してゆく感じでした。フレームの弱いメガネだと曲がってしまう可能性もありますね。

5 件のコメント:

  1. とてもためになりました
    ありがとうございました

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  2. 読者様
    役にたてたようで光栄です。
    万人受けする話ではないからこそ、こうやってコメントいただけることは励みになります!

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  3. 同じくとてもためになりました。
    他の記事ともども、参考にさせて頂きます。
    ありがとうございました。

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  4. 同じくとてもためになりました。
    他の記事ともども、参考にさせて頂きます。
    ありがとうございました。

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    1. 重ね重ね、ありがとうございます!

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