2015年2月11日水曜日

取り敢えず購入したもの③

リターンをしたはいいものの、当初は何かと出費がかさむものです。

【ナビ系 ~iPod touchをナビにする~】

5.GPSレシーバー&iPhone用ハンドルバーマウント

追記:iOS8.3へアップデートすると外部GPSレシーバーが使えなくなるのでご注意ください!
iOS8.4で不具合は修正されました。

千葉県に住んでいますが、出身地ではありません。関東へ越してきてから生活は電車のみで十分なので地理に明るくはありません。車はたまに運転しますがナビ頼り。

地図でも良いのですが、アメリカンバイクは地図を入れるタンクバッグの見た目と相性がちょっとよろしくない...。

ということで、バイクにもナビは必須かなという結論に至りました。ただ、費用はケチりたい。

普段モバイルルータを使っていることもあり「使わなくなった古いiPod touchをナビにすると格安ですむんじゃないか?」と考えました。

iPhoneでいいんじゃないの?と思われるかもしれません。iPhoneをお持ちの方は素直にiPhoneをマウントすれば良いと思います。自分はWillcomが初めてスマホを出した頃(iPhoneが出るよりもっと前)からスマホを使い、いろいろ試した結果、「電話はおサイフケータイ付のガラケーが便利」「プラス、モバイルルーター&iPad mini(wifi)が快適」という意見に落ち着いてしまいました。なのでナビのために改めてiPhoneに変える気にはならないのです。。

今回は、そんな面倒な方のためになるかもしれない話です。いつも使っているiPad miniをナビにすればいいのですが当初「大きさ的にマウントしても大丈夫?」と感じていたのでiPod touchのナビ化からスタートです。

iPod touchにGPSは内蔵されていません。一応、マップアプリを起動すると現在値は表示されるのですが、これはモバイルルータがインターネット接続するために使用している基地局の位置情報から算出しているためです。正確ではなく、多少移動したところで追従もしてくれません。

いろいろ調べていると、携帯型のGPSレシーバーなるものがあることがわかりました。GPSを内蔵し、BluetoothでiPod touchに位置情報を教えてくれるというものです。

iOSに対応したものとしては、Dual XGPS160 SkyPro GPS Receiveや、Bad Elf 2200 GPS Pro Bluetooth GPS レシーバーGNS 2000 GPS GLONASS Receiver Bluetoothといったものがあります。3つ目のものだけ安いのですが、問題があります。前の2つが技適マークを取得しているのに対し、3つ目にはマークがありません。調べてみると「技適マークが付いてない無線機を使用すると電波法違反になる場合があります」らしいです。まぁ、GNS2000を使ってツーリング中に誰かに見つかって通報されるようなことにはならないと思いますが...。

iPod touch用のハンドルバーマウントなどという都合の良いものは見つからなかったので、iPod touchと横幅が同じなiPhone5用マウントを装着し、GPSレシーバーと共にテストツーリングで紅葉の中禅寺湖まで出かけました。
イントルーダークラシック GPSレシーバー iPhone5用マウント

結論...自分の古いiPod touchではいろいろトラブりました...。

トラブル1 「wifi ONで自車位置が動かなくなる」…Google Mapをナビとして、wifiON状態でGPSレシーバーを使用すると、私の古いiPod touchはGPSレシーバーよりもwifi位置情報を優先してしまうようです。つまり、いつまで経っても自車の位置が変わらない...。

トラブル2 「自車位置が動くようにすると地図が更新できなくなる」…ならばとwifiOFF状態でGPSレシーバーを使用すると、iPod touchはGPSレシーバーの位置情報を正しく捉えてくれます(当たり前ですが)。しかし インターネットに繋がっていないのでGoogle Mapの地図が更新できない(しばらくすると粗々な表示、もしくは真っ白になる)。また、道を間違えてもリルートしてくれません(リルート検索にはインターネット接続が必要のようです)。

トラブル3 「バッテリー消耗がこんなに速いなんて」…iPod touchは、日常使いだと1日充電なしでも持ちますが、ナビアプリ画面常時ONだとiPod touchの電池が急速になくなります。今回、「少なくとも目的地到達までは持つだろう」と思っていましたが、走り始めて全くお話にならない状態だとわかりました。
しばらく道なりと思しき道では画面をOFFにし、片道3時間なんとか持たせるのに精一杯でした。
※ちなみにGPSレシーバーのバッテリーは10時間以上は持つ感じです。

そんなこんなで、ナビが止まっていないか、電池消費のペースを頻繁に気にしながら、モバイルルーターやiPod touchのON/OFFを頻繁にやりながら、とても危ないツーリングになってしまいました。

◆解決方法◆
自分の場合、この問題は端末をiPod touchからiPad miniに変えることで解消しました(USB電源もバイクに取り付けました)。結局素直にiPad miniをナビにしていれば良かったという話...。

端末がGPSレシーバーよりもwifi位置情報を優先してしまう件。詳細は不明ですが、iPod touchの問題というよりは、iOSのバージョンによるのかもしれません。私の古いiPod touchは古すぎてもうOSのバージョンアップが行われていませんから(ちなみにOSバージョンは6.1.6、すでにアップデート対象外です)...。今のiPod touchならば問題なく使えるかもしれないということだけご注意を。

また、どうしても私の古いiPod touchをナビにしたいのであれば...
別の手段として、地図データ一括ダウンロード可能な「MapFan+を使う」という選択肢もあるかもしれません。地図ダウンロードのためには、1ヶ月400円を支払う必要がありますが、一度ダウンロードした地図は契約解除後も使い続けることができます。
「ルート検索をする時はモバイルルーターをONにして、走っている間はルーターOFF&オフライン地図でナビ」という感じです。

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